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おのまさしと推理劇

2017年03月22日 23:28

おのまさしが出演している舞台を観に行く。
大学の同期が集まってプロデュースした舞台だ。
※つまり僕の大学の先輩たちの舞台ということになる。

推理サスペンス・・僕の好きなジャンルで楽しめた。
ただダンスのセンスのない僕にはダンスのイメージがうまく掴めなかったのが残念。
※僕的にはバレエで鍛えた背中は本当にキレイだなぁと目の保養にはなったから満足←変質的な見方で決してなく。

おのまさしは刑事?警部?役。
おのまさしと推理劇は僕にとってとても因縁、いや縁のある組み合わせだ。
僕が最初におのまさしとどっぷり演出と役者で組んだのが僕が大学三年の時、
大学の舞台製作(※当時は舞台総合研究と呼んでたような)の秋の公演の時だ。
あの時、僕たち三年生の代では男性キャストが一人足らず、当時一つ上の先輩だったおのまさしに出演してもらったのだ。

当時、三年生の演出担当だった僕が選んだ作品がアガサ・クリスティの「マウストラップ≪ねずみとり≫」という推理劇。
作品選択で大学側の教授たちからはかなり反対をくらったが僕が押し切って選んだのでよく覚えている。
当時の教授たちはアンサンブルを多く使い、美術もイメージ的な演出にこだわっていたのだが(※あれ、今僕がやってるのに近いか)、僕は自分が外では出来ない、自分が普通なら絶対に選ばないリアリズムの世界、写実的なしっかりとした美術で行われる舞台をあえて挑戦したかったのだ。
教授たちには古臭いと言われたなぁ。
また、ちょうどその年の夏にロンドンに行き現地で芝居に数多く触れ合い、その中で実際の「マウストラップ」の舞台を見れたことも大きな理由の一つでもある。
このアガサクリスティの「マウストラップ」はロンドンで何十年も続くロングランの最長記録を持っている作品なのだ。
もうすでに出来上がっている完成されたウェルメイドの推理劇にあえてどっぷり組み合って挑戦する!
いきがってたなぁ・・これも若いから出来たことなのかな。

写実的なしっかりとした美術・・古いお屋敷(現在はペンションみたいな宿泊施設として使ってる)の居間が舞台。
特別にハデな演出はいれずにリアリズムにこだわって作った作品。
今、劇団でやってるのは全く違うタイプの作品に仕上がった。僕が24歳の時の演出作品。

当時、この作品で僕が演出的にこだわったのは2点。
一つはイギリスのシチュエーションを日本におきかえること。キャストの名前も全て。
当時、※多少今でも、外国人を日本人が普通に演じるのに僕は強い違和感をもっていたのだ。
だから脚本をすべて日本に置きえて自分で脚色した・・・これも当時、大学の発表公演ではなかなかやらないことだった。
それともう一つはセットの居間の中央に大きな窓を作り、その外に雪を上演時間中ずっと降らすこと。
・・約2時間ずっと降リ続ける雪。もちろん、当時は手動、人力だ。
しかも作品のシーンシーンのイメージに合わせて微かに降ったり激しく降ったりしなきゃならないから降らせる人も作品の流れを全て覚えなきゃならない。
そうとうな量の雪(実際は紙)をみんなで用意したのを覚えている。
結果はとても好評で、反対してた教授たちからも認めてもらった。
おのまさしはその教授に当時、役者人生最後のハマり役と言われたらしい。まだ21歳だったのに。

あれからもう30年経つのか、、、


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コメント

  1. おのまさし | URL | -

    ありがとうございました。

    そうだよ。あれからもう30年たったのだよ。
    あの時の教授役から、少しは進歩したのだろうか。あんまり変わってない気がするのだけどf^_^;

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